プログラマーの適正がある思考法？

こんにちは～。

MQLをマスターしたくて作ったEAが全然思った動きをしてくれなくて思わず変な声が漏れるりょうです。

今回は日常生活で僕が個人的に感じたプログラマーに必要だなと感じた思考法について書いてみる試みです。

Ｍ－１で見つけた思考法

僕はお笑いが好きです。

コント・トーク・大喜利など全般的に好きなのですが、やっぱり漫才ってお笑いの王道という感じがしてすごくいいですよね。

Ｍ－１グランプリはご覧になった方もとても多いかと思います。
その年の漫才の頂点を決める大会なだけあってどの漫才も面白いですからね。

昨年のＭ－１で優勝されたのは錦鯉さんでしたが、ほかにも印象に残ったコンビは沢山おられたと思います。

僕はモグライダーさんが一番印象に残りました。

とても面白かったと思いました。

Ｍ－１って終わった後いろんな芸能人の方々が講評をしていたりするのですが、僕が見た限り割と多くの芸能人さんが「トップバッターじゃなくて後半だったら最終３組に残っていたんじゃないか」と言っていて、僕もそう思うくらい面白かったです。

ただ、僕が印象に残った理由は単純に面白かったというだけではないのです。

何周かネタを見直していたら「なんかプログラマー的な思考だなぁ！」と思ったのです。

ブラッシュアップされていく様がプログラミング的な思考法に感じた

ネタの面白い部分を解説！とかするつもりはないのですがお二人が漫才の中で何をしていたかというと、
美川憲一さんの『さそり座の女』の歌いだしまでに、イントロの部分までで『さそり座』と『女』であることを確認したい、という事をされていました。

ツッコミの芝さんがイントロを歌いだし、ボケのともしげさんが『さそり座の女』である確認を行うのですが、

最初の方では
「うわ～美川さんだ！美川さん美川さん！

・・・いて座の男ですか？
・・・うみがめ座の男ですか？
・・・うお座の女ですよね？

・・・（祈りだす）」

というところから、

星座は順番でつぶしてゆく
↓
祈りの部分は余計なので確認に使う
↓
先に星座だけ確認をして、性別は最後に一回だけ聞く
↓
「うわ～美川さんだ！美川さん美川さん！」の邪魔な部分を省く

という感じで、ボケとツッコミの応酬で二転三転しながら最終的には

「おひつじ座ですか？おうし座ですか？
ふたご座ですか？かに座ですか？
しし座ですか？おとめ座ですか？
てんびん座ですか？さそり座ですか？

男ですか？」

と効率的に確認をすることができた、という感じです。

途中「お前効率悪いんだよ！男か女かなんてのは最後に１回聞きゃいいんだよ！」というツッコミがあるのですが、そこで「ハッ！」として全体を見直してみると「おぉ～！プログラミングっぽいー！」となりました。

日々プログラミングをしている中で、僕はまだまだ勉強しだしたばかりのペーペーなので無駄なコードが沢山あり、特に今回のネタでいう「いて座の男ですか？みずがめ座の男ですか？」と毎回性別を確認しちゃってるところなんかは「うわーなんか似たような事やっちゃってる！」という気持ちになりました。

最終的に効率よく確認ができたというネタの構成も、無駄が多いソースコードからブラッシュアップされていく感覚に似ていたのが見ていて気持ちよかったです。

↑こうしてみると、最終的に一切無駄のないきれいな内容になっています！

なんかこういう思考法、大事にしたい！と感じるネタだったので、とても印象に残りました。

モグライダーさんはどちらがネタを書いているか知らないのですが、プログラマーとしてもやっていけそうだなーなんて思いました。

あとはネタの中盤で
「間違えちゃった・・・」
「どれの事をいってんだよ！？」
というくだりがあるのですが、それもどこにバグがあるかわからない自分とかぶってちょっとだけ心臓がキュッとなりました（笑）。

今回の気づきはプログラミングを勉強しだしてから初めて感じた事だと思います。

特にお笑いにおけるツッコミっていうのは、割と物事の核心を突いたことをいう事がたまにあると感じます。

これからも日々の生活の中で勉強になることを吸収していきたいなぁと思った出来事でした。