ロット計算でしっかりと資金管理をしよう

こんにちは～。

MQLをマスターしたくて、筋肉が無さ過ぎて腹筋ローラーをしたらお腹じゃなくて腕が筋肉痛になるりょうです。

今回は、FXにおける資金管理のポイントについて調べた事をまとめる試みです。

資金管理は地味だけどとっても重要

FXをやるにあたって、勉強することってたくさんありますよね。

テクニカル指標の見方を学んだり、経済指標等のファンダメンタルズ分析を駆使して今後の戦略を立てたりすることはとても重要です。

ただこれらに関しては、どのテクニカルを勉強して、どんなファンダメンタルズを取り入れるかはその人の投資スタイルによってさまざまです。

その一方で、どんな投資スタイルの人でも必ず学ばなければいけないことがあります。

それは資金管理です。

資金管理ってテクニカルやファンダメンタルズと比べて地味なのであまり勉強する気にならないですよね。

ただ、FXで長期的に利益を上げていこうとするなら資金管理を頭に入れておくことは必須です。

ただでさえFXは「ハイレバレッジ！」「一攫千金！」みたいなイメージがあって誘惑が強い投資で、実際に資金管理を怠ってハイレバレッジ取引をしてお金をなくしてFXを辞めていく人はとても多いと思います。

そうならないためにも資金管理はとても大切なのです。

自分がエントリーできるロットを計算しよう

１トレードのリスクは最大２％

資金管理をしていない人はエントリーをする際に雰囲気でロット数を決めてエントリーしている人も多いと思います。

その結果早く大きい利益を得たくなって無理なエントリーをすることに繋がるのだと思います。

なので自分がエントリーできるロットを算出しましょう。

投資の世界では有名なルールとして、１回の投資における損失額は１～２％以内に抑えるというものがあります。

それ以上はリスクの取りすぎとなるのです。

ロット計算式

このルールを踏まえてロットを算出します。

許容リスク（２％）　÷　損切り幅（pips）　＝　取引通貨
取引通貨をロットに変換する　→　エントリーロット

↑こちらが計算式になります。

損切り幅は自分で設定をします。

「ここまで上がったら（下がったら）損切りだ」というラインをpipsで設定します。

取引通貨をロットに変換するところですが、これはFX会社によって１ロットあたり差があります。

１ロット1,000通貨や、１ロット10,000通貨の会社など様々です。海外のFX会社だと１ロット100,000通貨というところもあります。

以下に例を挙げてみます。

ドル円・クロス円の場合

• 口座資産・・・100万円
• FX会社・・・TitanFX（１ロット100,000通貨）
• 損切り幅・・・50pips

という条件だとします。

許容リスクが２％だとすると許容損失額は20,000円です。

ドル円・クロス円の場合1pipsは0.01なので、損切り幅50pipsは0.5となります。

これを計算式に当てはめると、

20,000　÷　0.5　＝　40,000通貨

という計算になります。

そして通貨をロットに直すと、TitanFXは1ロット100,000通貨なので0.4ロットが最大でエントリーできるロットという事になります。

ドルストレートの場合

ドルストレートの場合は少し違います。

条件は先ほどと同じとして、ドルストレートは1pipsが0.0001なので、

20,000　÷　0.005　＝　4,000,000

という計算になります。

そしてこの4,000,000を現在のドル円レートで割ります。

例えば、この記事を書いている現在のドル円レートは146.060だったので、

4,000,000　÷　146.060　＝　約27,386通貨　（←小数点以下切り捨て）

そしてこれをTitanFXの1ロット100,000通貨に直すと、約0.27ロットという事になります。

以上が自分の口座資金を踏まえてのロット計算をする方法です。

ちょっと手間ですが、一日の初めに計算しておく習慣をつけるといいですね。