こんにちは~。
MQLをマスターしたくて、休日は最大5度寝までしたことのあるりょうです。
今回は、アノマリー手法を用いたEAを検証する試みです。
アノマリーとは
FXにおけるアノマリーとは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの投資理論では説明ができないものの、これまでの値動きを基に法則性を見出した、経験則の積み重ねによる投資手法の事を言います。
色んなアノマリー
こちらが1年通したアノマリーで、有名なものをまとめてみました↓。

他にもまだいろいろあるかと思いますが、アノマリーというのはこういった法則があるよーというものです。
もちろんあくまで「こう言われてるよね」程度のもので、他の要因で全く逆の値動きを見せることもあります。

9月なんか円高になるか円安になるかわからんなぁ



過信しすぎるのも怖いものだにゃあ
基本的にアノマリーというのは説明のつかない法則性といわれていますが、上記のように論理的に説明できるものもアノマリーと呼ばれます。



なんでや ちゃんと言葉分けてくれや



セルインメイとかクリスマス前のゴールド買いとかは理由は謎だけど、欧米の中間決済とかはちゃんとした理由っぽいな
アノマリーはそんなに過信するものではないかもですが、赤字の日本の新年度と欧米の中間決済とかは意識をしておくほうが良いかもしれないですね!
上記以外にも、このようなアノマリーも存在しています↓。





スピリチュアルだにゃあ~



月の満ち欠けは体調の浮き沈みとかと関係あるとか聞いたことあるけど、投資も影響あるのかなー?
水星・金星の逆行・・・惑星は太陽の周りぐるぐるしてるけど、地球より内側を回ってる水星と金星は地球より回るのが速くて、年に何回か地球を追い越すことがあるからその時に地球から見たら逆に進んでるように見えるっていうやつ



なんやこの適当な説明は



いや、だって真剣に調べても・・・



ジブリの呪いはとても有名だけど不思議にゃ



ジブリ映画が面白すぎて全ての日本企業も大口投資家も仕事放り投げてジブリ観とるんや・・・(適当)
というように、アノマリーは「なるほどー」と思うような説得力のあるものから「ほんまかいな」と思うようなものまで様々ですが、特にこれは使えるんじゃないか?というアノマリーを紹介します。
ゴトー日
ゴトー日とは5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10のつく日を指します。



九九では五の段が好きでした
ゴトー日は昔からの慣例で企業の支払期日になることが多いため、外貨による資金決済に伴いドルの実需が高まります。



確かに支払日とかってキリのいい日のイメージがあるのう
月末のドル円相場
日本の企業は毎月、下旬から月末までにかけて日本円への両替が多くなる傾向があります。
アメリカ等の海外の取引先企業からの売り上げが米ドルで行われた場合、その米ドルの売り上げを日本円にしなければいけないので、日本企業は米ドルから円へ両替をするからです。



毎月の締めに向けてその月の売り上げを円にするんだね



社員にお給料払うためにも円にしないとダメにゃ
大企業から中小企業まで、海外と仕事をしている日本の多くの企業が月の下旬から月末までにかけて同じような円への両替の動きをするため円高になる傾向があります。
東京仲値
上記のゴトー日と 月末のドル円相場の上昇の波にうまく乗るにはエントリー・決済ポイントが重要となりますが、注目すべきは東京仲値です。
東京仲値とは、金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートで、各金融機関が毎朝9時55分の為替レートを参考に決定されます。



その日のレートにゃ
米ドル円は東京仲値が決まるAM9時55分に向けて上昇し、AM10時を過ぎて市場が落ち着くにつれ下落に向かう傾向があります。
輸入企業は支払いのために円を外貨(主に米ドル)に両替し、輸出企業は受け取った外貨を両替する必要があるため外貨を買う動きが強くなるので、銀行は輸入企業からの外貨買いに応じるために市場から外貨を買い集めておく必要があります。
そのため、東京仲値公示のAM9時55分にかけて円安ドル高になる傾向があるのです。
なのでドルの実需が高まるゴトー日のドル高になりやすいAM9時55分を狙う、
または円の実需が高まる月末のドル高がピークを迎えるAM9時55以降を狙うなどの作戦はおすすめです!
ゴトー日アノマリー、月末アノマリーはEAと相性抜群
僕は普段MQLを勉強していて、EA・インジケーターなどを作成しています。
そんな中感じていることは、ゴトー日アノマリーや月末アノマリーはEAと相性がとても良いという事です。



牛乳とあんぱんくらいベストコンビです
もちろん裁量トレードでやるのも問題ないのですが、毎回決まった日、決まった時間にエントリー・決済を行う手間はなかなかのものです。
取引するのを忘れてしまう事もあるでしょうし、いざエントリーしようとした際にちょっと欲が出てエントリーポイントをずらそうとしてしまったりすると思います。



毎回5の倍数の日に早朝起きるのは大変にゃ



エントリーポイントを選ぶことを考え出したらテクニカルとか使いだしたりしてキリが無くなってくるね
そんな中、EAを使えば機械的に決まった日時に毎回エントリーしてくれます。



手間いらずにゃ



でもEAを作るのはMQLのスキルが必要だから全員ができる訳ではないからなぁ



EA作成代行は使ったことないし、うまく依頼できるか不安だわぁ



手軽にEAを使える都合の良いサービスはないかなぁ
『EA門』にはゴトー日EA、月末EAどちらもあります
先日の記事で紹介させていただいた月額制EA使い放題サービス『EA門』ですが、様々なEAが用意されている中、今回の記事で紹介させていただいた『ゴトー日+東京仲値EA』と『月末+東京仲値EA』の両方を扱っております。



私が製作しました(キリッ)



製作者紹介
こちらがゴトー日EAのテスト画面です↓。




ドルがピークに来る9時55分に向けて、AM3時にロング、9時55分に決済。
ドルがピークを迎えた 9時55分に ショート、下落が落ち着いた13時50分に決済というテスト結果です。
2011年~2022年のテスト結果なので、なかなか良い右肩上がりではないでしょうか?



長い目で見たらいい感じじゃあないか
続いて、月末EAのテスト画面です↓。







悪くないんじゃないだろうか!
こちらはショートエントリー時の決済時間を14時50分にしてみました。
あとは同じです。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使して悩みながらエントリーを重ねるのではなく、毎回機械的にエントリー・決済をしていくだけのEAなのですが、利益を上げていけていますね!



いい感じにゃあ~
重要なのはしっかりと大口の波に乗れる事なのだと思います。
我々個人投資家というのは企業や大口投資家の作り出すチャートの波に乗ることで利益を上げていかなければならないので、やはりそれら大口の動きを把握することはとても重要なことであると僕は思っています。
その中で会社というのは一日、一週間、ひと月、一年を通して決まった動きがあるのでそのリズムをなかなかうまくつかめたEAになったのではないでしょうか。



波に乗るぜ~!
そんないい波に乗れるEAが置いてあるサービスこそが『EA門』です。
こちらの記事で概要を紹介しています。
ご興味のある方は是非お試しください~。



※投資にはリスクがあり、本記事及び紹介したEAは利益を確約するものではありません。元本割れの可能性をご理解の上、リスク管理に十分ご注意の上ご利用ください。



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