こんにちは~。
MQLをマスターしたくてMQL山(架空の山)の1合目で救難信号を出しているりょうです。

はやない?



だって難しいもん



にしても限度があるにゃ
本日はMQLを勉強して便利だった機能を紹介する試みです。
長いソースコードは『プロジェクト』で分割しよう
僕はMQLを勉強しだして数ヶ月が経ちました。
最初の頃はごくごくシンプルな、1つのテクニカル分析を組み込んだものを作っては「動いたー!」と言ってキャッキャッしていたわけですが、最近になって複数のテクニカル分析を組み込んだものにも手を付けるようになり、ソースコードが徐々に複雑になってきました。
そこで発生した問題が『ソースコード長すぎて見づらい問題』です。
プログラムの作成中、あーでもないこーでもないと唸っていると
「パラメーターって今どうしてたっけ?」
「この関数ってどういう計算になってたっけ?」
など、作ったコードを見直すことは日常茶飯事で、その都度マウスホイールをカリカリカリカリしながらエディタ内を行ったり来たりしていたわけです。



カリカリにゃ?



おやつのカリカリじゃないよ



・・・つまらんにゃ



猫の気持ちをもてあそんで・・・



そんなつもりはないよ!
当然ながらとても手間ですし、ソースコードの量が多いほど元の場所に戻るのも大変になってくるので、プログラムが複雑になればなるほどどんどん効率が悪くなります。
現時点でこの効率だとすると将来的にどんな効率になるんだと恐怖を感じます。
こういった状況を改善できる手法として、『プロジェクト』を作成するという方式をおっしょはんから伝授していただき、作業効率が改善することができました。
今回は例として『FX_DE_MOUKETAI』というファイルが複雑になってきたからプロジェクト化させたい!という事でやっていきます。





なんだこの邪念に満ちたファイル名は



例です。 あくまで例です。
こうやってプロジェクト化します
まず、ほかのプログラムと見分けがつきやすくしたいので『Experts』フォルダの直下にファイルと同名の『FX_DE_MOUKETAI』フォルダ作って、そのフォルダ内に『FX_DE_MOUKETAI』ファイルを入れておきます。


そして『FX_DE_MOUKETAI』ファイルを右クリックして『ソースから新規プロジェクトを作成』を選択します。


すると『プロジェクト』タブに『FX_DE_MOUKETAI.mqproj』が作成されました。
ここで『プラットフォーム』について、僕は今MT4のプログラムを作成しているので『Meta Trader 4』へ変更しておきます。


次に『Sources』内の『FX_DE_MOUKETAI.mq4』ファイルを右クリックし、『新規ファイル』を選択し、作成されたファイルにここでは仮に『Parameters』と名前を付けます。


この新たにできたファイルに元のソースコードを分けていくわけですが、今回はパラメーターの部分をカット&ペーストしてみます。


これで元のソースコードからパラメータを分けることができました!
もちろん他の項目も必要に応じて分けていくことができます。
分け方の一例紹介
分け方について、僕が分けている方法の一例です↓。
『Parameters』・・・パラメータ部分を置いておく
『Functions』・・・作成した関数を置いておく
『OnInit』、
『OnDeinit』、
『OnTick』など、そのプログラム毎にコードを書いた箇所がある項目を分けてゆく
もともとの『FX_DE_MOUKETAI.mq4』ファイルは最終的にこれくらいになります↓。


これで「関数みたいなぁ」「OnTickの中身がみたいなぁ」といった時にすぐに見に行くことができて、作業効率がかなり向上しました!



こうした機能を覚えることもMQLをマスターする近道になるのじゃ



他にもいろんな便利機能を覚えていきたいですね~